S.W.Baumgaertner meets Tia Rungray – JAPAN through the alien’s eyes (2013)

release date

2013.10.27

track

01. Crawling in the night
02. Green houses
03. Through the gate

仮想空間サービス「Second Life」で10月に行った、同名タイトルのバーチャル・アート・パフォーマンスのサウンドトラックをリマスタリングして、CD-R化。日本出身のTia Rungrayによるピアノ・アンビエントが、ドイツ出身のS.W.Baumgaertnerの仮想世界での視覚表現を拡張していく。

Music: TiaRungray
Pictures: S.W.Baumgärtner

Produce: Bananafish Boa (Gland Blue)

Art design: Sayumi Higo

Performance Archive Video Straff
Translation: Kerupa Flow
Movie: Geo Greenwood

Tia Rungray

Tia Rungray (Japanese)
ノアミタカユキのセルフプロデュースによる、ノイズクラシカルを標榜する電子音響音楽プロジェクト。
2013年に第一作目「Foresta」をリリースした後、首都圏と仮想空間「SecondLife」を中心に活動し、2015年から2020年まではSecondLife内にてサウンドインスタレーション「STRUKTURO」をプロデュースしていた。2021年からはSecondLife内文化施設「Spiralo」をプロデュースしている。
2016年に作曲家・千住明の主催による映像作品上映会「SENJU LAB #1」に映像監督の縣健司と共に出品参加。2019年3月には千住明事務所・東京藝術大学COI・YAMAHAの協力の下、ミュージックビデオ「Dancing Fly in My Head」(監督・縣健司)を公開。2020年10月に国際映像祭「1st Monthly Film Festival」(セルビア)にてミュージックビデオ「Soft Strings」(監督・ノアミタカユキ)が最優秀ミュージックビデオ監督賞受賞。
エリック・サティやジョン・ケージの思想などに影響を受け、環境音とピアノ、更にはノイズをも用いたインストゥルメンタル楽曲を中心とし、アンビエント、ポストクラシカル、ノイズミュージック等を呑み込んだ唯一無二のスタイルで独自の世界観を作り上げる。洗練されたピアノと、暴力的で獰猛なノイズの融合によって人間の内面世界を描き出し、静と動が共存する荒々しくも生々しいライブパフォーマンスは聴衆に癒やしどころか狂気すらも感じさせる。
2018年4月29日にインディーズレーベル「Cat&Bonito」から自身初の全国流通アルバム「MindgEsso」をリリース。作曲家・千住明をして「未来の空気を聞いてしまった」と言わしめる。
2020年7月27日にはYorihisa Tauraとの共作アルバム「Juvenile」をインディーズレーベル「Tanukineiri Records」よりリリースした。
2021年2月12日、アルバム「STRUKTURO」をリリース。リード楽曲のミュージックビデオも公開(監督:縣健司、主演:滝澤咲子)。



ノアミタカユキ
アート&サウンドプロデューサー
1992年、京都生まれ静岡出身。
2011年東京藝術大学音楽学部に進学。これまでにピアノを石川顕子、赤池よし子、藤井隆史に、音響音楽制作を西岡龍彦に師事。
2013年より電子音響音楽プロジェクト「Tia Rungray」をセルフプロデュース。また「Non-REM Records」(現:Non-REM Studio)を立ち上げる。
ライブハウスでのPAオペレーターとしての経験を活かしてフリーランスのサウンドエンジニアとしても活動し、アーティストのサウンドプロデュースや専属PA、デザイン等のトータルアートプロデュースも行う。
2020年には監督したミュージックビデオ「Soft Strings」が国際映像祭で入賞。